夕張メロン

夕張メロンといえば、なんといっても切ったときに見える赤橙色の外観と、高級感の漂う味で、高級フルーツの代名詞ではないでしょうか。50年以上も変わらない味を守り続け、老若男女、年齢を問わず愛されているプレミアムなブランド「夕張メロン」についてのご紹介です。

夕張メロン

ネット 赤肉

夕張めろんは北海道夕張市で栽培されている赤肉で、夕張キングという名前で呼ばれることもある、「オレンジ色の果肉」の印象を日本全国に広げたブランドです。メロンの果肉が緑というのが当時までのイメージでしたが、夕張めろんの誕生によって、青肉は大衆向け、赤肉は高級フルーツというイメージを持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。毎年の夏、シーズン初めに行なわれる初セリでは、ご祝儀価格という特別な値段で買い取られることもあり、数十万から数百万にもなることも話題となっています。

夕張メロンのブランド

濃い橙色をした中身とジューシーでとろけるような果肉、そして濃厚な甘みが夕張メロンの特徴ではないでしょうか。文字通り、夕張で栽培されたもののみを指し、厳しい審査を通ったものだけが夕張メロンという名前を持って出荷されます。1970年代からJA夕張市によって商標登録がされており、類似の商品が出ないように徹底されてきました。尚、買ってきた夕張キングの果実の種を育てても夕張メロンはできませんのであしからず。

夕張メロンの歴史

夕張メロンの開発は1950年代から始まりました。元々、夕張ではメロンがつくられていたのですが、地域の特産品、地域ブランドを確立するという目的で、開発が始められました。つよい甘みをもつマスクめろんと、スパイシー カンタロープという赤肉で、低温に対抗できる品種とを交配し、改良と研究を繰り返し1961年に開発されたいう歴史があります。誕生から50年以上経った現在でも生産品質の徹底管理と、農家の努力と苦労によって、夕張めろんのブランドが守られてきました。

カンタロープとは

カンタロープとはヨーロッパやアメリカで栽培が始まった自然の下で露地栽培される品種です。ノーネットで網模様のない果実ができます。果肉がオレンジ色をしていて、よい香りがする品種ですが、夕張で栽培されていたものは甘さが少ないものでした。日本でマスクめろんというとアールスという品種を指しますが、ヨーロッパではこのキャンタロープを呼ぶことが多いそうです。

マスクメロンとは

アールス・フェボリットという品種で、中身が黄色の果実で、高い糖質とみずみずしい食感、そして甘い香りが特徴の品種です。主に温室で栽培され、果実にはアミ模様があるネットメロンに成長します。糖度の少なかったカンタロープに、このマスクめろんを掛け合わせることで、夕張メロンが生まれました。

夕張メロンが選ばれる理由

お中元ギフト7月前後の夏の時期がシーズンとなっており、日本全国に出荷されています。夕張メロンの中通には飛行機が用いられており、品質を損なうことなく全国各地で優秀な食味を味わうことができるようになっています。一般的なものの平均価格からみても良いお値段のものですが、厳選された規格のブランドにはそれだけのプレミアムがあります。高級感があり、お中元など夏のギフトにも多く選ばれる品種です。

夕張メロンを使った商品

1玉のフルーツとして愛されている夕張メロンですが、使用した商品も贈り物などとして選ばれています。特に有名なのはゼリーです。見た目から夕張メロンの雰囲気を漂わせており、味もまた生のままのフルーツを食べているようで、スイーツに関連するさまざまな賞で金賞や1位を獲得しており、このゼリーは北海道を代表するスイーツとなっています。ソフトクリームやアイス、チョコやキャラメル、プリンのフレバーとしても選ばれますし、ジュースやミルクなどの飲料にも、おもしろいものではブランデーも開発されており本場の夕張で購入することができます。

夕張市について

夕張メロンを生産している夕張市についてご紹介します。北海道の中央付近にある市で、炭田があり炭が多く取れたことから、昔は炭鉱の町といわれて賑わい、昭和前期の日本の鉄鋼業を支えてきた街です。現在は観光に力をいれており、石炭の博物館や、メロンブランデーの製造を研究を行なっている施設である夕張めろん城、などがあります。豆知識ですが、夕張市という地名は地下から湧き水がでる所という意味を持つ「ユーパロ」というアイヌ民族の言葉からきていると言われています。


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